矢印 News
2022.05.13
不動産横文字辞典~「エクステリア」

こんにちは!業務課の山下です!

楽しかったGWも終わり、はや一週間。

一気に現実に戻ってきたという感じですね笑

また切り替えて頑張っていきましょう!!


早速今回も気になる言葉を見ていきます。「エクステリア」です。

これは外装、外観という意味ですね。建物内部を表す「インテリア」に対して、建物の外観や庭など、外部の空間全体を指します。

エクステリア(exterior)とは、主に住宅・建築の分野において「屋外の設備」全般を指す意味で用いられる表現。「外構」「外装」ともいう。

https://www.weblio.jp/content/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%82%A2

「内装」という言葉に対して「インテリア」という言葉があるように、「外観」という言葉に対応するのが「エクステリア」ということですね。

ただし、単に外観を指すだけでなく、装飾的なイメージを含んでいるみたいです。

住宅の場合でいうと、門扉、塀、フェンス、生垣、庭、などの設備のことですね!どれも物件の見た目に大きな影響を与えることがわかると思います。

ワンルームマンションのエクステリア

戸建物件であれば、重厚な門扉や趣のある庭、キレイに整えられた生垣など、エクステリアの想像もつきやすいのではないでしょうか。

対してワンルームマンションなどの投資用不動産では、あまりエクステリアと言われても馴染みがない方もいらっしゃるかもしれません。

でも、投資用不動産においても、エクステリアはとても重要です!なぜでしょう?

・・・結論を申し上げますと、「賃借人(入居者)の募集」つまり空室率の軽減に大きく影響するからですね。

エントランスなどのエクステリアは、物件の”顔”です。内見に来た、住むところを検討している「入居候補者」は、まずエクステリアを目にするわけです。その印象がよければ、実際に住むことになるお部屋に入ったときも、ポジティブな気持ちで見ていただけそうですよね。

ここからは、投資用不動産のエクステリアにどんなものがあるか、具体的に見ていきます。

エントランス

まずはなんと言ってもエントランスですね。

今ではすっかり一般的になったオートロックや、各種宅配サービスが使用しやすくなる宅配ボックスなどの設備はもちろんですが、物件のイメージを形作るエクステリアとして、高いデザイン性が求められる部分になります。

照明ひとつ取っても、ライン状の間接照明や、シャンデリアのようなライトがついていたりと、築浅の物件ではホテルのような設備になっていることも!

エントランスがきれいな物件だと、家に帰ったときや友人を招待するときにも、高い満足感を得ることができますね。入居率にも大きく影響しそうです!

アプローチ

エントランスに比べて、アプローチはあまり馴染みのない言葉かもしれません。

マンションの敷地内の、エントランスへ続く道のようになっている部分をアプローチと呼びます。

夜間は暗くなってしまうので、写真のようにフロアライトが設置されていることも多いです。

繁華街やターミナル駅周辺などの、ビルが立ち並ぶエリアのマンションは敷地を最大限に活用するため、アプローチはほとんどありませんが、住宅地のマンションによく見られるエクステリアになります。

駐輪場

ワンルームマンションは交通の便に優れた立地に建てられることが多く、また居住者の多くが単身者であるため、駐車場は多く設けられないことが多いです。

対して、近くのスーパーに行くときや、駅までの移動時間短縮などの理由で、自転車を使われることが多いです。そのため、駐輪場はしっかりと整備されていることの多いエクステリアです。

最新の物件では駐輪場だけでなく、レンタル自転車専用の貸出し拠点が設けられていることもあります。

植栽

物件のまわりに花や木などの緑があると、落ち着いた印象を持つことができますね。

イメージがよくなるだけでなく、住民のプライバシーを守る目隠しとしての役割も大きいエクステリアが植栽です。

きちんと管理組合が機能している物件は、植栽も整えられているので、売買の際のチェックポイントとしても重要です。

逆に植栽が伸び放題になっていたり、隣地まで枝を伸ばしていたりする場合、「あまり管理の状態がよくないのかも?」ということを疑ってしまいます・・・。

インテリアもエクステリアも、どちらも大切!

以上4つのエクステリアを紹介しましたが、ほかにも駐車場やコンクリート塀、フェンスなど、様々なエクステリアがあります。

こういったエクステリアを修繕するためにも、物件所有者は毎月修繕積立金を積み立てていく必要があります。

収支を計算するうえではコストになってしまう修繕積立金ですが、物件の状態を良好に保ち資産価値を維持するだけでなく、入居者さんに気持ちよく住み続けてもらうためにも大切な費用なんですね。

原状回復工事などで目にするインテリアは馴染み深かったですが、対義語的なエクステリアはあまり耳にしてきませんでした・・・。

調べてみると新たな視点で物件を見ることができて面白いですね。

また、なんだこれ!?という言葉を探していくので、ゴールデンウィーク明けからもよろしくお願いします!

山下でした!